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ねこのココロがわかる本 [book]

金曜日からでかけていたダンナさんが日曜日に帰ってきました。

ダンナさん不在の間、マロン、どうなるかなぁーと思ってたのですが、甘えんぼ度超up[グッド(上向き矢印)]な感じでした。
猫ベットから監視したり(立ち上がるだけでチェック)、ヒザの上で長時間重しになるし。
動いてるときも、そばで見張! 相手しろ~!とにゃーにゃー鳴くし、イタズラいっぱいするし~。
ちょい疲れました~[たらーっ(汗)]

conv0002のコピー.jpgconv0004のコピー.jpg
↑あ、足がしびれる~(トイレもいきたい)                  ↑眠いけどチェック(なので顔怖い)


conv0001のコピー.jpgみんながそろって、おこたの中でご満悦



さて、仕事上、本を扱ったりしてるのですが、この本が気になってつい読んでしまいました。


ねこのココロがわかる本 (ぶんか社カラー文庫)

ねこのココロがわかる本 (ぶんか社カラー文庫)

  • 作者: 小川 晃代
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2010/01/07
  • メディア: 文庫



いっしょに暮らしていれば、にゃんこのだいたいの主張はわかってくるもんですが、
マロンの行動でどうしても「?」だったのが、
「ごはんの後、必ず、床を掘る」
というもの。

この本によると、
「満足したので残ったエサを隠す」
という野生時代の行動の名残だそう。
(「ねこあたま」のayafkさんからも、同様の事を教えて頂きました。ありがとうございます。)

言われてみれば、食べ終わった後も、カリカリがお皿に残ってます。
(子猫なので、1日数回にわけてカリカリを食べるので)
それに、たまたま、お皿の近くを通った時、
残ったカリカリを食べないで、ただ、ホリホリしてることもあります。
ちーっとも隠れてないけど、一所懸命隠してたのね。誰も盗らないのに~。クスッ。

「朝起こすのはなぜ?」のところでは、
「自分の欲求を満たすため」「放っておけば人間にあわせるようになる」とありました。
朝起きに限らず、かわいそうだからといちいち相手してたら、わがままにゃんこになるって事ですよね。
言う事聞かすのはニンゲンのエゴかなーと悩むこともありますが、
きかんぼうになっていっしょに暮らせなくなったら、それはもっと悲しいこと。
にゃんこさんと折り合って、わがままにはダメ!っていうのも大事なんだなー。

ほかにも、足にからみついてくるのはなぜ?とか、へぇ~っと思うことがいくつか。

この手の行動解説本はたくさんあり、とりわけ、この本がいいわけでもなさそうですが、
文庫本なので、あっという間に流し読みできちゃいました。
また、説明にはナルホドーと思いますが、ちゃんとした根拠が書いてあるわけではないです。
あしからず。ちょっとした参考や考えるきっかけにはなりました。

conv0003のコピー.jpg

わんこバージョンもあります。


いぬのココロがわかる本 (ぶんか社カラー文庫)

いぬのココロがわかる本 (ぶんか社カラー文庫)

  • 作者: 小川 晃代
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2010/01/07
  • メディア: 文庫



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うさうさ [book]

うさぎの本?!
ではありません。伊藤理佐さんのほわんとしたイラストに、
ちょっとだまされそうになりますが、性格占いの本です。

手を組むとき「下」に来るのは右手?左手?
腕を組むとき「下」に来るのは右手?左手?

下に来る方が利き脳になります。
手を組むとき:インプットのときに使う脳
腕を組むととき:アウトプットのときに使う脳
と判断するので、例えば、両方とも右手が下に来るヒトは、
インプットもアウトプットも右脳の、うう男、うう女、ということになります。
(ちなみにどっちもでも違和感ないヒトは両脳使いらしい)

普段、この手の占いものは、「ふーん」と立ち読みする程度なのですが、
わりと当たってるし、計算が面倒じゃないし(←大事)、
誕生日とかいう相手によってはビミョーものさしで判断するわけではないので、
職場のみんなとかでワイワイやるのが楽しそうです。

ちなみに私は「うさ女」でした。
占いの内容がどこまで当てはまっているかはともかく、
理解しようとするときはなんとなく!
説明するときはなるべく論理的に!しようとするが、たいていグダグダ
な感じなんで、脳の使い方はあってるかもな、と思ったのでした。

たぶん、マロンは、「うう女」に違いない・・・。



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まほろ駅前番外地 [book]


しをんのしおり (新潮文庫)

しをんのしおり (新潮文庫)

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 文庫



このヒトおもしろい文章書くなぁ、
同僚から紹介された「しをんのしおり」を読んだ時、
久々に読み言葉でクスクス笑ってしまった。

それから、しばらく、「三浦しをん」さんを読み漁ったんだけど、
なぜか、あんまりピンとこなかった。
だいたい1作を気に入ると、同じ作家さんの他の作品も気に入る方なので、
おかしいなぁーと思いつつ、数年が過ぎ、
ふっと読むものがなくなって、積読していた作品に手を出したのが、
「まほろ駅前多田便利軒」。


まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/01/09
  • メディア: 文庫



ひねくれモノなので、直木賞受賞作、というだけですっとばしていたんだけど、
自分でもびっくりするくらい好きな作品でした。

なにがいいって、主人公の「多田」と「行天」の男コンビが最高なのです。

特に、「行天」のキャラ、たまんないです。
奇行が多いし、なに考えてるんだかわかんないし、
はっきりいってただの「変人」なのですが、
ヒトの気持ちに敏感で、行動にそれなりのスジが通っていて、
わけへだてなくて(容赦しないとも言うが)。
ちょっと動物っぽい人のような気がしなくもないですが、
動物好きとしてはストライクな性格です。

「多田」もなかなかおもしろい。
なんか、こう、頑張って常識に合わせようとしてるとことか、
嫌だとはっきり言いながら、見捨てることができないとことか。
寡黙なくせに、気つかいやで、「行天」のこと、色恋にうといとか言っておきながら、
その「行天」に「脳にもやかかってんじゃないの?」と言われる鈍感ぶり。
ちぐはぐさがとってもイイ。

で、「変人」と「常識人」のペアだから、
当然、会話もかみ合わないし、仲良しとは程遠いんだけど、
微妙に意思疎通できてて、そこがまた愉快なんですよねー。
二人とも、「一見冷たそうだけど、実は人間味あふれた」、
ってことで共通してるような気がします。

背景も、東京の多摩地区あたりに住んでたヒトならば、
あー、町○ね、って思える描写がいくつもあって、想像するのも楽しいです。


まほろ駅前番外地

まほろ駅前番外地

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本



先日でた「まほろ駅前番外地」は、
「まほろ駅前多田便利軒」で活躍した人達のワキをかためていた人に、
主にスポットを当てたストーリーです。
「多田」と「行天」ペアは健在なので、これだけ読んでも充分面白いのですが、
できれば、「まほろ駅前多田便利軒」を読んでからの方が、ずっと楽しめます。
ラストのところは、なんとなく、また、この二人のペアの話が続くような余韻が残されていて、
早く続きが読めないかなぁーと思ってしまいました。

最近でコンビものっていうと、「相棒」とか思い浮かべちゃいますが、この話も嫌いではないです。
「陰陽師」の「清明」と「博雅」もすごくいい味だしてて大好きな作品だし、
なんだかんだで「コンビ」ものに弱いのかも知れない・・・。


陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1991/02
  • メディア: 文庫


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フラッシュ & ホー [book]

翻訳本はあんまり好きじゃないんだけど、
「ホー」だけは見事にはまりました。
相当笑えて、なんだかホロっとする。
こんなに面白い話があるの〜?!
と衝撃的な作品でしたが、2作目、出ました。

HOOT

HOOT

  • 作者: カール ハイアセン
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本

前作はアナホリフクロウの話だったけど、今回はカルフォルニアの海が舞台。
海を平気で汚す奴らを、”超”荒手にとっちめる、変り者で、自然をこよなく愛するコドモっぽい父。
で、とーちゃんがやりすぎで捕まっちゃったので、
しっかり者のコドモたちが、知恵を絞って解決します。

あらすじを書くと、環境問題小説っぽくなっちゃうけど、全然そんなんじゃなくて。
ウミガメが産卵しにやってきた目の前に、プカプカ汚物が浮かんでたら許せないよね!
半端じゃなく儲けてるヤツが、汚物をタレ流してたらムカツクよね!
っていう普通のコトを、テンポよく、ユーモアセンスたっぷりに書いてます。
なんだか、とってもいい気分になっちゃう本です。

フラッシュ

フラッシュ

  • 作者: カール ハイアセン
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本



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海の仙人/絲山秋子 [book]

海辺で静かに独り暮らしをしていたら、神サマが現れた。
名前は、「ファンタジー」。
外国人みたいな顔で、白いガウンを着て。
こんなウソくさ〜い始まり方なのに、たくさん笑って、たくさん泣いてしまった。

今流行りのファンタジーノベルや映画だと、不思議な力で難問解決!となるけど、
この神サマは、リクエストしてもなにも出来ません。
なにやら一言多いだけです。

キツイ過去があったり、命を削って頑張ってたり、
報われぬ想いがあったり、消え行く命だったり。
生命の数だけ、いろんなことがあって、ずっと続いていく。
そんな毎日の中に、ひっそり現れては消える「ファンタジー」(幻想)。

会えばすぐに分かる人もいて、ファンタジーの存在自体見えない人もいて。
どっちが幸せなのかなぁ。

海の仙人

海の仙人

  • 作者: 絲山 秋子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/08/28
  • メディア: 単行本


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かもめ食堂/群ようこ [book]

職場の同僚が映画を観てきたらしく、「よかったですよ!」とオススメしていた作品。
タイトルもなんか面白いし、いい女優さん勢ぞろいだし、群ようこさん原作だし。
観るしかないでしょ!モードなのですが、なかなかそんなわけにもいかず、原作読んでみました。

フィンランドで「かもめ食堂」をはじめた38才のサチエ。
「地図で指差した国だったから」やってきた42才のミドリ、
バゲッジが行方不明になってしまった50才のマサコは、
なりゆきでサチエのお店を手伝うことになります。
ガッチャマン好きなフィンランド青年。ハゲに浮気された無愛想なおばさん。
変だけどいい人がたくさんでてきて、とても群さんらしい。

映画のために書き下ろししただけあって、
キャスト表をみなくても、読んでるだけで、
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんがどの役だかわかっちゃいます。
だってほんとピッタリ。
芯をしっかりもって、いつもニコニコ元気にしていると、幸せも集まってくるんだね。

かもめ食堂

かもめ食堂

  • 作者: 群 ようこ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本


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花まんま/朱川湊人 [book]

ちょっと昔の大阪の、ちょっと不思議で、じーんとくるお話です。気にいったのはこの3編。

送りん婆
送り言葉で、静かな最期を送りとどける職業の話。
言霊って今でもあると思う。
言葉ひとつで、不幸にも幸せにもなれるんだよね。

花まんま
前世の記憶を持つ女の子の話なんだけど、
なによりお兄ちゃんていいなって思わせます。
ツツジが綺麗に咲いてる今が、ちょうど読み頃。

凍蝶(いてちょう)
寒くなる季節まで生きている蝶のこと。
季語にもなってるらしいですね。
世間の片隅でひっそり生きている人たちは皆、凍蝶。
待っていれば、きっとる春はくるのです。

花まんま

花まんま

  • 作者: 朱川 湊人
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/04/23
  • メディア: 単行本


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いいなと思ったもの [book]

風邪と薬でぼーっとなりながら、年度末の忙しい日々を過ごしてます。
来週はとうとう3月31日を迎えます。
「お休みされると困っちゃうから・・・」って暗に休まないでとプレッシャーを受けてきました。あはは。

<蟲師>
漫画原作のアニメを、深夜(というか朝方?)にやってます。
http://www.mushishi.jp/
12時頃には寝ないと怒られるので、見る機会がなかったのですが、
TSUTAYAのレンタルで見付けました。漫画の世界観がきっちり出てていい感じ。
漫画も7巻がこないだでましたね。

蟲師 7 (7)

蟲師 7 (7)

  • 作者: 漆原 友紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/02/23
  • メディア: コミック

蟲師 第ニ集 (初回限定特装版)

蟲師 第ニ集 (初回限定特装版)

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/03/29
  • メディア: DVD

<とりぱん>
モーニング連載中の野鳥漫画。
かしこいんだか、マヌケなんだかわからない、キュートな鳥さんたちがたくさんでてきます。
ブログっぽい漫画って紹介があったけど、ほんとそんな感じ。
ほのぼのして、クスクス笑って、ちょこっとじんとします。
ハムスターを飼ってから特に思うようになったんだけど、
小動物の行動ってよーく見ないと違いがわからないけど、すごく魅力的なんです。
以前はよく、バードコールや双眼鏡をもって山や海にでかけてましたが、
またこんな鳥たちに会いたくなりました。
1羽(話)の最後は、毎回、とりのさんの自然観漫画がでてくるんだけど、
季節の移り変わりを肌で感じている生活に、はっとして、うらやましくなります。

とりぱん 1 (1)

とりぱん 1 (1)

  • 作者: とりの なん子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/03/23
  • メディア: コミック

<THE LOVE ROCKS>
Dreams Come Trueのアルバム。昔のドリカムが戻ってきた!
感じの耳馴染みのいい曲たちばかり。
WBCのCMにかかってた、ラ〜ララ、ラッラ〜ラ♪(Proud Of You)を聴くと、
韓国戦やキューバ戦の感激が戻ってきます。うーん。感動した!
また「つらい」が1up
ていうか
あたりが好きかな。

THE LOVE ROCKS (初回限定盤DVD付き)

THE LOVE ROCKS (初回限定盤DVD付き)

  • アーティスト: DREAMS COME TRUE, 中村正人, 吉田美和
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

<はじめてのやのあきこ>
矢野顕子さんとそうそうたるメンバーとのコラボ。
井上陽水、忌野清志郎、小田和正、槇原敬之、YUKI
なんかが参加してるんですよ。
お互い微妙に歌い方を変えたり、オリジナルとききくらべしても楽しい。
矢野顕子さんの収録曲も好きなのばっかり。
特に、小田和正さんとの「中央線」がすごーくよかったです。
THE BOOMの宮沢和史さんとの「中央線」もいいな、って思ってたけど、
小田さんの透明感あふれる声だとまた違った曲に聞こえちゃうから不思議。

はじめてのやのあきこ

はじめてのやのあきこ

  • アーティスト: 矢野顕子, 糸井重里, MIYA, 岸田繁, 井上陽水
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/03/08
  • メディア: CD


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夜市 [book]

帯を見て本を買う人が増えてるらしい。
この本にも、
「日本ホラー小説大賞受賞作」!
デカデカと書いてありました。

ヒネクレモノなんで、お墨付き文句を見ると、つい逆行しちゃうんですよね(-_-;)
さらに怖いのイヤ!というちょっぴりの(?)臆病心もあって、ずっと遠慮していました。
でも、どうやら苦手のホラージャンルの中に、私の好きな不思議ワールドがあるらしいと気付いて、
誘惑に負け、とうとう買ってしまいました。

予想通り、ホラーというよりファンタジーでした。
欲しいものはなんでも売っている「夜市」、
どこにでも通じてるけど、普通は行けない、妖しげな者たちが通る「風の古道」、
の2編を収録。

「夜市」は、全然雰囲気が違うけれど、寓話の「三つの願い」を思い出しました。
なんだって買える「夜市」には、生涯、3回も行くことができるのに、
結局、本当に欲しいものは、手に入らないらしい。
ホラーだぞ、って気負いがあるのか、
違和感ある言葉使いや、無理な展開が多少気になるかな。

「風の古道」は、不思議な世界が現実世界とパラレルに存在するという、
ファンタジーの王道がテーマ。
でも、”日本に古来からある道”にその世界を求めたとこが面白い。
今でも古道があるから、ときどきふっと迷い込んだ人間が神隠しにあったり、
悪用して迷宮入り事件が起きたり、妖かしが見えたりするのかな。

基本、おっかない&気持ち悪い話は苦手なんで、
ホラーは当分手を出さない予定だけど、
たまには、ババ抜き感覚で試してみるのもいいかも、なんて思った一冊でした。
(ついでに言うと、逆に、この帯のせいで、読者減らしてるよな)

夜市

夜市

  • 作者: 恒川 光太郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/10/26
  • メディア: 単行本


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わくらば日記 [book]

過去に起こった事件の真相がわかったら?
他人の気持ちがわかったら?
モノや人の過去を読み取る力があったら、とても便利なようだけど、そうでもないらしい。
凶悪そうに見えることに、優しさが隠れていたり、その逆だったり。
事実を知らないほうが、思いが伝わるものだったり。

テレビのニュース報道を見ていると、おんなじニュースに、おんなじなコメントばかり。
そのうちそれが全てみたいな錯覚になってくる。
どんな人も、心に光と闇を抱えているもの。
普段の生活ではなるべく一つの面だけで判断しないようにはしてるつもりだけど、
本当に知らなくちゃいけないことを、ちゃんと知ってるのかな、なんて思ってしまった。
不思議ファンタジーかと思って読んだ本だったけど、
人のココロの不思議に迷い込んでしまったみたいです。

わくらば日記

わくらば日記

  • 作者: 朱川 湊人
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本


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