わくらば日記

過去に起こった事件の真相がわかったら？
他人の気持ちがわかったら？
モノや人の過去を読み取る力があったら、とても便利なようだけど、そうでもないらしい。
凶悪そうに見えることに、優しさが隠れていたり、その逆だったり。
事実を知らないほうが、思いが伝わるものだったり。

テレビのニュース報道を見ていると、おんなじニュースに、おんなじなコメントばかり。
そのうちそれが全てみたいな錯覚になってくる。
どんな人も、心に光と闇を抱えているもの。
普段の生活ではなるべく一つの面だけで判断しないようにはしてるつもりだけど、
本当に知らなくちゃいけないことを、ちゃんと知ってるのかな、なんて思ってしまった。
不思議ファンタジーかと思って読んだ本だったけど、
人のココロの不思議に迷い込んでしまったみたいです。

わくらば日記

• 作者: 朱川 湊人
• 出版社/メーカー: 角川書店
• 発売日: 2005/12
• メディア: 単行本

コメント 4

お、この人の本読んでみたいと思ってました！
でも最近全然読書してないので買ったままの本が山積みで・・・（汗）
でもとりあえず買ってみようかな。
「花まんま」は読みましたか？
by wani (2006-02-12 01:42) 

へぇー、おもしろそうですね。
他人の考えてることがわかるだけに辛い思いをするって話と似てますね。。。
本屋で見つけたら、チェックしてみます(^o^)/
by Jetstream31 (2006-02-12 02:20) 

＞waniさん
通勤時間が読書時間みたいなものなのでわりと本は読んでるかな。
あ、「花まんま」は積んどくになってました（汗）
by タッジーマッジー (2006-02-13 09:15) 

＞Jetstream31さん
他人の考えていることがわかる、というのと、
似ているようで似てないというのがミソかも知れません。
外側から見える事実って、
受取方によって全く違った考えに写ることがありますよね。
by タッジーマッジー (2006-02-13 09:17)